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青梅街道お写ん歩ノート

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街歩きの会「東京凸凹倶楽部」共同主宰者の一人・石井建志が、コロナ禍で大勢では歩けないことから、青梅街道を何日かに分けて一人散歩に勤しんでいました。
青梅街道は内藤新宿の追分から青梅宿に達する44kmの脇往還で、徳川家康が1606年に江戸城普請に使う成木石灰を運び出す指令から始まります。その武蔵野原野は追剥ぎも出たという物騒なところでしたが、玉川上水からの分水による新田開発が進み、宿場町もでき、人々の往来で発展していきます。
筆者は写真を撮りながらの散歩を「お写ん歩」という可愛らしい造語を使っていますが、内藤新宿、中野宿、田無宿、小川宿、箱根ヶ崎宿、青梅宿、石灰の里をランダムにお写ん歩しています。でも単なる歴史散歩ではなく、時には得意なダジャレや自撮りも交えながら、好きなラーメン屋や歴史ある食堂にも出向き、新宿のようなエロの街をエロエロ(色々)と突っ込んで調べるなど、まさに「楽しく」歩いています。
そんな街歩きを読者の皆さんに示唆することが目的で、いろんな連想で際限なくお写ん歩コースも膨らみ、174ページの紙面でも書き切れないことから、筆者はこの本は完成本でなく「ノート」だと言っています。ノーと言わずに(ダジャレ?)、あるいは石灰にまつわる話だけにお節介だ・・・などと言わずに(^^)、Yes, Let's Go.になったら嬉しいと筆者も思っています。
石井建志の処女作をどうぞお楽しみください。

B5サイズ 174ページ
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